C

Campbell, Sanford Brunson (Brun) (1884-1952)

 カンサス州出身。スコット・ジョプリンの唯一人の白人の弟子だった。自作のラグは出版されなかったが、1940年代にレコード吹き込みや執筆活動でラグタイム時代の息吹を伝えた。彼の独特のもたるようなフォーク・ラグ・スタイルは、後に Tom Shea や Jack Rummel など多くのラグタイマーに影響を与えた。
 彼の自作のラグは「Barber Shop Rag」など多数あり、それらを Richard Egan が採譜した22曲入りの楽譜集(1993)がある。

文:浜田 隆史さん


Caramia, Tony

 ピアニスト、作曲家、音楽教師。
 ノベルティー・ピアノの現代における数少ない継承者の一人。1989年に初めてレコーディング(LP『Hot Ivories』)、その後『Nimble Fingered Gentleman』(1996)、『Zebra Stripes』(1998)など数種のCDを発表。演奏はダイナミックかつ快速で、ジャズやストライド・ピアノの世界にも通じる自由奔放なスイング感がある。

文:浜田 隆史さん


Charters, Ann


Chauvin, Louis


Cobb, George L. (1886-1942)
 ニューヨーク州出身。「Russian Rag」(1918)、「Rubber Plant Rag」(1909) を含む16曲のラグを作曲。後に「Chromatic Capers」(1925)などノベルティー・ ピアノの分野でも活躍した、なかなか珍しいラグタイマー。

文:浜田 隆史さん


Confrey, Zez (1895-1971)

 作曲家、ピアニスト。
 ラグタイムから分化した新しいスタイル、ノベルティー・ピアノの代表的作曲家。1918年にピアノ・ロールの録音を発表。その後出版した「Kitten On The Keys」(1921)が、初めの一年だけで100万部以上売れるという大ヒットを記録。その他「Dizzy Fingers」(1923)などもヒットし、ユニークな描写的音楽のスタイルを確立した。

文:浜田 隆史さん


Copeland, Les (1887-1942)
 カンサス州出身。「Cabbage-Leaf Rag」(1909)など、1つの共作を含め10曲のラグを作曲。

文:浜田 隆史さん


Craig, Kathy















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